2015.7.1 11:04
研究結果を受けて、研究論文の主要執筆者のひとりである米ブラウン大学ウォーレン・アルパート・メディカル・スクールの博士研究員、シャオウェイ・ウー氏は「グレープフルーツやオレンジジュースを大量摂取する人は、太陽に長時間、肌をさらすことを避けるよう注意を払うべきだ」と警告する。
また別の論文執筆者で同じメディカル・スクールのアブラー・クレシ博士も「肌の露出時間や被験者の居住地の地理的問題などもあるが、柑橘系の果物と皮膚がんとの関連性は高い」と指摘している。
しかし、研究者のひとりでハーバード公衆衛生大学院のウォルター・ウィレット博士は「現時点で柑橘系の果物の摂取を止めることは(皮膚がん防止の)賢明な考え方とはいえない」と断言する。
アブラー・クレシ博士も「柑橘系の果物や野菜は健康維持に重要で、摂取量は減らすべきではない」としたうえで、「定期的に新鮮な柑橘系の果物を摂取しながら、野外では必ず日焼け止めや帽子、紫外線防護服を着用するべきだ」と強調した。
がんの中でも、世界で6番目、米国では5番目に患者が多い皮膚がんだが、あまり神経質になって、柑橘系の果物を摂取しなくなったりすると、逆にビタミン不足で健康を損いかねない…。(SANKEI EXPRESS)