サイトマップ RSS

南三陸町で活動続ける「MVCぶらんこ」 中高生の熱意 復興への提案書に (1/5ページ)

2015.2.18 17:20

首都圏の中高生に当時の写真を見せながら、震災体験を語る「南三陸町ボランティアサークル(MVC)ぶらんこ」のジュニア・リーダー(JL)=2013年10月12日、宮城県本吉郡南三陸町(ワールド・ビジョン・ジャパン撮影)

首都圏の中高生に当時の写真を見せながら、震災体験を語る「南三陸町ボランティアサークル(MVC)ぶらんこ」のジュニア・リーダー(JL)=2013年10月12日、宮城県本吉郡南三陸町(ワールド・ビジョン・ジャパン撮影)【拡大】

  • 南三陸町志津川湾の日の出=2013年10月14日、宮城県本吉郡(ワールド・ビジョン・ジャパン撮影)
  • ふるさとを学ぶ「南三陸わらすこ探検隊」で、小学生たちと稲刈りをする「南三陸町ボランティアサークル(MVC)ぶらんこ」=2014年10月11日、宮城県本吉郡南三陸町(ワールド・ビジョン・ジャパン撮影)
  • クリスマス会の様子。「南三陸町ボランティアサークル(MVC)ぶらんこ」は子供たちを笑顔にする活動を続けている=2014年10月11日、宮城県本吉郡南三陸町(ワールド・ビジョン・ジャパン撮影)
  • まちプロの会合で今後の活動について話し合う「南三陸町ボランティアサークル(MVC)ぶらんこ」のジュニア・リーダー(JL)たち=2013年5月18日、宮城県本吉郡南三陸町(ワールド・ビジョン・ジャパン撮影)
  • まちプロの会合では、毎回さまざまな積極的な意見やアイデアが出た=2013年5月18日、宮城県本吉郡南三陸町(ワールド・ビジョン・ジャパン撮影)
  • 宮城県本吉郡南三陸町
  • ワールド・ビジョン・ジャパンの高橋布美子さん=2013年10月1日(ワールド・ビジョン・ジャパン撮影)
  • ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)__キリスト教精神に基づいて開発援助、緊急人道支援、アドボカシー(市民社会や政府への働きかけ)を行う国際NGO。子供たちとその家族、そして彼らが暮らす地域社会とともに、貧困と不公正を克服する活動を行っている。http://www.worldvision.jp/

 宮城県南三陸町と聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろう。美しいリアス式の地形と海や山の豊かな恵み、活気あふれる復興市など、いくらでも挙げることができるのではないだろうか。

 私は「南三陸町ボランティアサークル(MVC)ぶらんこ」を真っ先に思い出す。MVCぶらんことワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)との出会いは、2011年3月11日の東日本大震災の発生から半年ほどたった頃のことだ。

 WVJは海外での緊急人道支援の経験を生かし、震災直後から避難所で水や毛布、紙オムツなどの配布や、学校再開支援などを進めていた。活動を続ける中で、南三陸町にはMVCぶらんこという団体に所属して活動するジュニア・リーダー(JL)と呼ばれる中高生がいることを知った。震災により活動拠点の公民館を失ったものの、避難所でも自主的に子供たちのために活動していることを聞いた。

 「町のために何かしたい」という熱意と行動力を持つJLの力を生かし将来の担い手である子供たちの意見を、町の復興に反映する機会を設けてはどうか。「南三陸町まちづくりプロジェクト」(通称「まちプロ」)を協働で開始した。

子供も大人も笑顔に 少しずつ積み重ね

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ