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AI開発 ゲイツ氏も「危険」 マイクロソフト研究部門トップの擁護に反論 (1/3ページ)

2015.2.3 00:02

「人工知能は危険」との認識を示したマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏=2015年1月27日、ドイツ・首都ベルリン(AP)

「人工知能は危険」との認識を示したマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏=2015年1月27日、ドイツ・首都ベルリン(AP)【拡大】

 車いすの天才物理学者、スティーヴン・ホーキング博士(73)が昨年末に人間のように考えたり学習したりする「人工知能(AI)」が将来、人類を滅ぼすと警告し、欧米でAIの危険性をめぐる議論が過熱している。米マイクロソフト(MS)の研究部門、マイクロソフトリサーチ(MSR)のトップが今年に入り、「(AIは)人類の脅威とはならない」と公式に反論したところ、MS創業者で元会長のビル・ゲイツ氏(59)がAIの危険性を説いてこれに再反論したためだ。

 わずか1時間後に…

 ホーキング博士らのAI危険論に異議を唱えたのはMSRトップで、米人工知能学会の元会長でもあるエリック・ホロビッツ氏。

 英BBC放送の1月28日の取材に対し、「長期的にみて、(自身で進化する)AIをコントロールできなくなるという懸念はあったが、私は基本的にそういうことは起こらないと思う」と主張。「最終的に長い人生で、科学、教育、経済などの分野でAIから信じ難いほどの利益を得ることになる」と訴え、AIが未来の人類に多大な貢献を果たすとの見方を示した。

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