≪「黙示録始まった」「平穏な生活に」≫
世界最大の交流サイトのフェイスブック(FB)とその傘下の写真共有サービス、インスタグラムが27日、世界規模で約1時間にわたり、接続不能となった。
その数時間後に、ハッカー集団「リザード・スクワッド」が犯行への関与を表明。これに対し、FBはシステム変更作業のミスが原因で、サイバー攻撃は受けていないと否定した。この間、世界各地のFB愛用者は、接続不能を嘆き悲しんだり、ライバルのツイッターへの書き込みで盛り上がったりと世界中で大騒ぎになった。
ハッカー犯行示唆も「?」
欧米メディアによると、接続不能の障害が起きたのは米国、欧州、アジア、オセアニアの広い地域。グリニッジ標準時で27日午前6時10分(日本時間午後3時10分)ごろに発生し、45分~1時間にわたり、FBに接続しようとすると「申し訳ありません。何らかの異常が発生しました。全力で早期復旧に努めています」と表示された。同時にインスタグラムへのアクセスも不能になった。
長時間にわたるFBの接続不能は2010年9月以来、約4年4カ月ぶりといい、前回は約2時間続いた。