僕がトークと選曲を担当するInter FMの番組「JAZZ ain’t Jazz」でもリスナーからの評判は良く、2014年の音楽を振り返る番組連動の音楽賞JaJアワードでも、ベスト男性ボーカルと新人賞の2部門にノミネートされている。彼が受賞の暁には来日のステージでトロフィーを授与するのもいいかもしれない。10年かけてアルバムを作ったという完璧主義者の彼のライブを、この目で目撃できる日を楽しみにしている。(クリエイティブ・ディレクター、DJ 沖野修也/SANKEI EXPRESS)
■Jarrod Lawson 米カリフォルニア出身。ダニー・ハサウェイ、スティービー・ワンダーから影響を受けつつ、クラシック、ジャズ、フォークのピアノを習う。西海岸を拠点に活動を始め、ビラル、アベレイジ・ホワイト・バンド、アンジェリーク・キジョ、ロニー・ロウズらと共演。2014年の初アルバムが、英国のソウルマニアに絶賛された。
■おきの・しゅうや クリエイティブ・ディレクター/DJ/執筆家。著書に『DJ選曲術』など。2015年1月9日に自伝『職業、DJ、25年』を出版。