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【仏紙銃撃テロ】過激思想に洗脳 情報握る女 仏警官射殺関与 イスラム国と接触も (3/3ページ)

2015.1.12 00:01

「私はシャルリー」。フランス週刊紙銃撃事件の犠牲者を追悼する行事では東京でも行われ、日本在住のフランス人らがテロに屈しない姿勢をアピールした=2014年1月11日午後、東京都新宿区のフランス語学校「アンスティチュ・フランセ東京」(AP)

「私はシャルリー」。フランス週刊紙銃撃事件の犠牲者を追悼する行事では東京でも行われ、日本在住のフランス人らがテロに屈しない姿勢をアピールした=2014年1月11日午後、東京都新宿区のフランス語学校「アンスティチュ・フランセ東京」(AP)【拡大】

  • アヤト・ブメディアン容疑者(AP)
  • 【仏紙銃撃テロ】週刊紙銃撃事件の容疑者の足取り=2015年1月7~1月9日、フランス
  • 【仏紙銃撃テロ】仏週刊紙銃撃事件などの経過=2015年1月7日~9日、フランス

 同じ説教師から影響

 しかし、週刊紙銃撃事件の実行犯であるクアシ兄弟が洗脳されたのと同じ説教師とクリバリ容疑者が知り合ってからは、2人とも過激思想に染められていった。クリバリ容疑者が1999年に30人の負傷者を出したパリ国鉄爆破テロの首謀者脱獄計画をクアシ兄弟らとともに立てて2010年に逮捕されると、妻のブメディアン容疑者も事情を聞かれ、「夫はそれほど宗教心は強くなく、パーティー好きで遊ぶのが大好きな人物。大それたことなどできない」などと、とぼけていた。

 ブメディアン容疑者がどの程度今回の一連の事件にかかわったかは不明だが、捜査当局は、全容解明につながるキー情報を握っている可能性があるとみている。一方、週刊紙銃撃事件で、自ら出頭し、拘束されていた18歳の少年は、事件と無関係と分かり、釈放された。(SANKEI EXPRESS

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