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テロ新時代 全世界に潜在的脅威拡散 イスラム国合流の若者 後を絶たず (5/5ページ)

2015.1.4 10:00

米ミネソタ州ミネアポリス市内のモスク(イスラム教礼拝所)で祈るソマリア系住民。一帯ではソマリア系住民が中東地域に赴くことへの懸念が強まっている=2014年12月12日(黒沢潤撮影)

米ミネソタ州ミネアポリス市内のモスク(イスラム教礼拝所)で祈るソマリア系住民。一帯ではソマリア系住民が中東地域に赴くことへの懸念が強まっている=2014年12月12日(黒沢潤撮影)【拡大】

 人さし指を立てるのはイスラム教で「神の唯一性」を示すが、ラップ歌手の「決めポーズ」でもある。聖戦の思想を欧米の若者文化と融合させ、その残虐性を「無害化」する。クスペルト氏はこの手法を用いる象徴的存在だという。

 当局資料によると、ガーナ人の父とドイツ人の母を持つクスペルト氏は旧西ベルリンの移民系地区などで育った。交通事故で重傷を負い、イスラム教に傾斜。2013年初めにシリアに渡った。宣伝ビデオが出現したのは14年4月ごろからだ。

 過去の過激派にはない、欧米文化で育った若者が親しみやすい宣伝は、ネットを通じて一気に拡散した。(ベルリン 宮下日出男/SANKEI EXPRESS

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