サイトマップ RSS

NASAの管理に疑問も…「破滅的な失敗」 米無人ロケット爆発 (2/3ページ)

2014.10.30 06:40

無人補給機「シグナス」(直径約3メートル、長さ約5メートル)の打ち上げ失敗=2014年10月28日、米バージニア州・米航空宇宙局(NASA)のワロップス飛行施設

無人補給機「シグナス」(直径約3メートル、長さ約5メートル)の打ち上げ失敗=2014年10月28日、米バージニア州・米航空宇宙局(NASA)のワロップス飛行施設【拡大】

  • ロケット打ち上げをめぐる主な事故やトラブル=1986年1月28日~2014年10月28日

 スペースシャトルの退役後、米国や日本を含む国際宇宙ステーション計画の参加国は、飛行士の輸送をロシアのソユーズ宇宙船に依存する状況になっている。NASAは17年に米国の民間宇宙船でステーションへの有人飛行を始める計画だが、その前提となっているのが12年から始めた民間企業による物資輸送が順調に進むことだった。

 NASAの管理に疑問も

 オービタル社は有人宇宙船を開発しないため、有人計画への影響は少ないとみられるが、NASAは今後の物資輸送計画の一部見直しが必要になるとの考えを示した。宇宙大国だった米国の威信は失墜し、NASAの安全管理体制に根本的な疑問が示される可能性もある。

 シグナスのステーションへの打ち上げは4回目。これまでの3回は全て成功していた。発射場周辺はロケットや補給機の破片が散乱しているとみられ、NASAは安全確保と事故調査のため現場を封鎖した。

主エンジン点火から6秒後に異常か

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ