サイトマップ RSS

火星軌道到達 印首相「エリート国の仲間入り」 (1/3ページ)

2014.9.25 09:20

2013年11月、火星探査機の模型を手にするインド宇宙研究機構(ISRO)のラダクリシュナン議長(AP)

2013年11月、火星探査機の模型を手にするインド宇宙研究機構(ISRO)のラダクリシュナン議長(AP)【拡大】

  • インド・カルナータカ州バンガロール(州都)

 インド宇宙研究機構(ISRO)が打ち上げた火星探査機「マンガルヤーン」が24日、火星の周回軌道入りに成功した。米国、ロシア、欧州の探査機に次ぎ4番目の到達で、アジア初の功績となった。インドは、低費用と独自技術により宇宙大国入りを目指している。軌道到達の成功で、国威発揚につながるだけでなく、裾野の広い産業育成にも寄与することを狙う。今後、一段と宇宙開発を加速する契機となりそうだ。

 中国抜いてアジア初

 ISROによると、マンガルヤーンは24日午前7時(日本時間午前10時半)ごろから、火星の軌道入りの動作を開始した。火星に接近するとともに減速。エンジン噴射で方向修正、午前8時ごろ軌道入りに成功した。

 インドのナレンドラ・モディ首相(64)は計画成功後、ISROの本部で演説し、「今日、歴史がつくられた」と称賛。「初の挑戦で成功した国はインドだけだ。インドは世界のエリートクラブの仲間入りを果たした」と強調し、科学者らを祝福するとともに、国民を鼓舞した。

格安探査機で成功

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ