ドイツのケルンに移籍した大迫勇也(おおさこ・ゆうや、24)もシュツットガルト戦にトップ下で先発出場し、前半22分に左足の先制弾を決めた。これが移籍後初ゴール。大迫は本田、柿谷、マインツの岡崎慎司(28)。そして代表初招集の国内の3人とともに、攻撃陣の先発を争う。
今回、故障を理由に招集を見送られた香川真司(25)にも大きなニュースがあった。
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に請われて移籍しながら、監督の交代などで出番を失い、昨季は厳しいシーズンを送ったが、古巣ドルトムント(ドイツ)への復帰が決まった。3季ぶり復帰の香川に、ユルゲン・クロップ監督は早くもトップ下での起用を明言している。
クラブでの不遇がW杯での不調の原因ともされただけに、エース香川の古巣復帰にかかる期待は大きい。一日も早くドルトムントであの輝きを取り戻し、新生日本代表のエースとして帰ってきてほしい。
しかし、これだけの攻撃陣。4-3-3の、どこに誰をはめ込むのか。アギーレも頭を悩ますだろう。悩みに悩んで機能不全に陥らぬことを望みたい。(EX編集部/撮影:中井誠、山田喜貴、ロイター、共同/SANKEI EXPRESS)