≪欧州組にも「マジック」波及≫
張り切ったのは、国内の初代表組だけではない。
イタリアのセリエAでは、ACミランの本田圭佑(けいすけ、27)が8月31日の開幕戦のラツィオ戦で4-3-3の右で先発し、前半7分、左サイドのエルシャーラウィからラストパスを受けて右足のワンタッチでGKの股下を抜くゴールを決めた。
昨季は何かと風当たりの強かったミランの10番だが、新監督インザギの信頼は厚い。ブラジルW杯では勝利なしの敗退に顔色を失った本田だが、本場で最高の再スタートを切った。
すでに開幕しているスイス1部リーグでは、バーゼルの柿谷曜一朗(かきたに・よういちろう、24)がホームのヤングボーイズ戦で、今季2点目を決めた。
2-1で迎えた後半20分から途中出場し、右サイドのゴンザレスがドリブルでGKを引き付けて折り返したクロスを無人のゴールに蹴り込んだ。