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アマゾンの神秘 「ピンクイルカ」守れ 「殺害」常態化 ブラジル政府、保護へ対策 (1/3ページ)

2014.8.13 09:40

ブラジル・アマゾナス州マナウス(州都)

ブラジル・アマゾナス州マナウス(州都)【拡大】

 海水浴シーズンただ中のブラジル北部マナウスのアマゾン川沿いのビーチに、空気で膨らませた巨大なカワイルカの人形が登場した。イルカといえば、通常海にすむものだが、淡水のアマゾン川には古くからピンク色のカワイルカが生息。アマゾン川誕生時に陸封されたといわれ、地元民に神格化され保護されてきた。しかし、ロイター通信によると、最近では違法な殺害が常態化しており、これを食い止めようとして種の保存を唱える団体が観光客でにぎわうビーチに人形を浮かべたのだという。

 生きた化石

 アマゾンカワイルカの体長は雄約2.8メートル、雌約2.3メートル。カワイルカとしては大きな部類に属し、体重は100~160キログラムに達する。学術的には太古の原始的なクジラと同じ特徴を備えているとされ、「生きた化石」とも呼ばれている。

 体の色は明るいピンク色を中心に、茶色やクリーム色のものもおり、さまざま。他のイルカとは異なり、頸椎(けいつい)の骨が互いに固定されていないため、頭を180度以上回転させることができ、にごったアマゾン川で獲物をより広範囲で探し出し、捕獲するのに優れている。

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