もともとヒスパニック系の住民が多く、サッカーが根付く環境はある。米ミシガン州アナーバーで行われたマンUとレアルの1戦には、米サッカー史上最多となる10万9318人の観衆を集めた。
大会には、インテル・ミラノやACミランも参加している。8月2日のローマ戦ではインテルの長友佑都(ゆうと、27)がキャプテンマークを巻いて右のアウトサイドで出場。後半24分には右足のボレーで豪快なゴールを挙げて相撲の四股を踏むパフォーマンスまで披露した。イタリアの地元紙もそろって高評価を与え、トゥット・スポルト紙は「W杯の失望は過去の思い出となった」と報じた。
心配なのは本田圭佑(けいすけ、27)か。チームも大会3戦全敗で、自身も2日のリバプール戦に途中出場したが、ボールを失うシーンも多く、8月3日付の情報サイト、ミラン・ニュースは「頼む。ホンダから10番を剥奪してくれ」と伝えた。