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【まぜこぜエクスプレス】Vol.16 リズムで通じ分かち合う バリアフリー・バンド「サルサガムテープ」 (3/4ページ)

2014.7.16 12:25

バリアフリー・ロックバンド「サルサガムテープ」のメンバーと東ちづる。まぜこぜの社会をめざすテーマソング「Get_in_touch」のプロモーションビデオ撮影のスタジオにて。後列中央の黒いシルクハットをかぶった男性がリーダーのかしわ哲さん、右隣が梶原徹也さん、その前がYouGo君(大川彰さん撮影、提供写真)

バリアフリー・ロックバンド「サルサガムテープ」のメンバーと東ちづる。まぜこぜの社会をめざすテーマソング「Get_in_touch」のプロモーションビデオ撮影のスタジオにて。後列中央の黒いシルクハットをかぶった男性がリーダーのかしわ哲さん、右隣が梶原徹也さん、その前がYouGo君(大川彰さん撮影、提供写真)【拡大】

 ところが、ガムテープ太鼓が鳴り響き、演奏が始まると、その距離がグンと縮まった。ステージと客席が一体となり、リズムをとって拍手し、「イェーイ!」とノリノリになった。プロのロックバンドの迫力を見せつけたその姿は、とても誇らしく見えた。

 世界を生き抜く術

 障がいのある人、不登校だった人、引きこもりだった人……。せちがらい今の世の中で生きづらさを抱える人たちの中には、音楽で救われる人がいると、哲ちゃんは信じている。そして彼らと通じ合うためには、その人の中にある「インナーリズム」が音楽を奏で始めるまで、じっくり待つことが大切だと言う。特に他者とのコミュニケーションが苦手な人にとって、たとえそれが善意でも一方的な価値観の押しつけは迷惑以外のなにものでもない。

 サルサのメンバーは、自身のもつインナーリズムによってバンドの一員になり、自由を手に入れた人たちだ。

「平和な空気の中でしか息を吸っていられない」

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