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世界に飛び出す独自のポップカルチャー アーバンギャルド  (1/3ページ)

2014.4.23 16:30

  • アーティスト・作詞家、サエキけんぞう(提供写真)
  • サエキけんぞうさんがロックの問題作21枚を取り上げ、苦難の道のりと未来への展望を記した「ロックの闘い1965-1985」(シンコーミュージック、1890円)が発刊されました(提供写真)

 レコード会社を移籍し、心機一転、大快調な楽曲を詰めたアーバンギャルドの新作『鬱(うつ)くしい国』が完成した。「ワンピース心中」「さくらメメント」など、奇想天外な歌詞がスピード感を持って耳に飛び込んでくる。アバンギャルドとロリータ性が見事に折衷した楽曲群の切れ味はすさまじい。昨年はパリのジャパンエキスポでも好評を博した。世界への視線をリーダーの松永天馬に聞いてみた。

 「ジャパンエキスポに参加して、ロックがかつてそうだったように、日本のオタク文化はもはや世界的なポップカルチャーであることを認識しました。われわれの音楽の内容も確実にアピールしていることも伝わりました」

 「日本」がテーマ

 彼らの特色は、ボーカルの浜崎容子のロリータ性にある。それはどう受け取られているのだろうか。

 「ロリータ、少女性は日本の資本主義に根付いています。アイドルがその典型ですが『消費される少女』のイメージです。アーバンギャルドは、そんな少女の状況をアイロニカルに描いています。ある種、フェイク感ともとれるロリータ風味が、欧米で面白く受け入れられているようです」

大人に聴いてほしい

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