「ジャッカス　クソジジイのアメリカ横断チン道中」Ｊ・ノックスビルさんインタビュー (3/3ページ)

　生来のイタズラ好きは、ノックスビルの父親譲りだという。「会社経営者の父親は、従業員たちに下剤入りのミルクセーキを飲ませて仰天させることなど朝飯前でした。従業員２人に大勢の同僚たちの前でけんかするふりをさせて、空砲の拳銃で撃ち合いをさせ、パニックにさせたりとかね」。次はどんな笑いをお茶の間や映画ファンに提供しようか。いつも気心の知れたクルーたちと知恵を絞る日々だという。公開中。（文：高橋天地（たかくに）／撮影：野村成次／ＳＡＮＫＥＩ　ＥＸＰＲＥＳＳ）

　■Ｊｏｈｎｎｙ　Ｋｎｏｘｖｉｌｌｅ　１９７１年３月１１日、テネシー州ノックスビル生まれ。俳優、プロデューサー。幼少時より演劇に関心を抱き、１８歳のとき、役者を目指してカリフォルニア州へ。ＣＭ出演、雑誌への寄稿で生計を立てていたが、９７年、ノックスビル、ジェフ・トレメイン、スパイク・ジョーンズの３人は、「ジャッカス」のアイデアをＭＴＶに売り込み、番組は成功を収め、ハリウッドで引く手あまたの存在となる。