工場の迫力、不思議な駅
「第1鉄」は横浜市鶴見区の鶴見を起点とし、京浜工業地帯を抜けて川崎市に至る鶴見線。総延長わずか9.7キロのローカル線だが、東芝の工場の敷地内にあるため通行証がなければ改札の外に出られない終点の海芝浦(うみしばうら)駅(海芝浦行)や、海の上にあるかのような新芝浦駅など、鉄道ファンにはたまらないユニークな見どころが満載だ。杉山さんも「車窓からの工業地帯の風景も迫力満点。わざわざ遠くに行かなくても、すごく身近に旅情はあるのだと教えてくれた」と絶賛する。
ボリューム満点ハンバーガー
「第2鉄」は品川駅から京急線の「快特」に乗って、横須賀にボリューム満点のハンバーガーを食べに行こう。ここの“乗り鉄的見どころ”は、京急鶴見駅~子安駅間でのJR東海道線との併走。タイミングが合えば京急の電車が東海道線の列車を追い越すところが見られる。「僕は京急ファンなので、おもわず歓声をあげてしまいます」と杉山さん。