ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子蔵王大会は1月19日、山形市蔵王(HS100メートル、K点90メートル)で個人第9戦が行われ、17歳の高梨沙羅(クラレ)が98メートルの127.5点で勝ち、札幌大会からの4連勝で今季8勝目を挙げた。
通算では男子の葛西紀明(土屋ホーム)を抜き、ジャンプの日本勢単独最多の17勝となった。
強風のため2回目途中で打ち切られ、1回目の成績で順位が決まった。高梨に次いで個人総合2位のカリーナ・フォクト(ドイツ)が96メートルの117.5点で2位、ビグナ・ウィントミュラー(スイス)が3位だった。
18日の第8戦で初の表彰台となる2位に入った19歳の伊藤有希(土屋ホーム)は84メートルで7位、岩渕香里(松本大)は21位、茂野美咲(CHINTAI)は22位だった。小浅星子(ライズ)は36位、渡瀬あゆみ(アインファーマシーズ)は38位に終わった。