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永遠に一緒… 樹木葬に集う「墓友」 (2/3ページ)

2014.1.14 16:00

樹木葬による共同墓のイメージ=2014年1月8日現在

樹木葬による共同墓のイメージ=2014年1月8日現在【拡大】

 川崎市に住む会員の江口とし子さん(67)。12年11月に亡くなった夫はこの墓地で眠っている。自分もいつかここで一緒になるつもりだ。「骨つぼに入るのは嫌。自然から生まれたから自然に返りたい」と語る。会の仲間と写経や街歩きをするのが楽しみ。「墓友が見守り合って最後に送ってくれる。心のよりどころができた」

 センターは大阪府高槻市でも同様の墓地を運営しており、会員は合わせて約2400人。60代の入会が多く、いわゆる「団塊世代」が65歳になり始めた2012年は60代が前年比68%増の190人、13年は220人入会した。

 家族だけに頼らず

 東京都世田谷区の会社員、坂上ひろみさん(58)は一人っ子で独身。介護が必要な80代の母と暮らす。父は12年4月にセンターの会員になり、11月に町田市の樹木葬墓地に入った。「体調を崩して急に亡くなったので、死を受け止められなかった」と振り返る。

介護やみとりに加えて葬送も、家族だけに頼らず社会で担うべき

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