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南スーダン PKO施設襲撃、要員3人死亡 独立から2年半 くすぶる権力闘争 (1/4ページ)

2013.12.21 08:30

  • 南スーダン・ジョングレイ州アコボ

 来年1月で独立から2年半を迎えるアフリカ・南スーダンが政情不安に陥っている。現地からの報道によると、東部ジョングレイ州で12月19日、平和維持活動(PKO)部隊が武装勢力に襲撃され、インドから派遣されたPKO要員3人が死亡した。首都ジュバでは(12月)15日夜以降、サルバ・キール大統領(62)率いるスーダン人民解放軍(SPLA)主流派と7月に解任されたリヤク・マシャール前副大統領(60)を支持する兵士らの間で武力衝突が断続的に発生しており、国連のナバネセム・ピレイ人権高等弁務官(72)は19日、民族対立の激化に深刻な懸念を表明した。

 PKO部隊への襲撃は、ジョングレイ州アコボにある国連南スーダン派遣団(UNMISS)施設で起きた。施設には当時、保護を求めて住民30人以上が集まっていたという。襲撃した武装勢力は、スーダン最大民族のディンカ人のキール大統領に解任されたマシャール前副大統領側のヌエル人の若者らとみられ、ディンカ人を標的にした攻撃の可能性が高いという。

ヌエル人のマシャール前副大統領を支持する兵士ら ジョングレイ州都ボルを制圧

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