若者のお酒離れが進んでいるといわれるが、実際、周りにはバーに行ったことのない学生は少なくない。
大人がお酒や会話を楽しむおしゃれで格好いい空間というイメージはあるが、格式が高そうで、店でどう振る舞えばいいのかわからない。学生には場違いなのではないかと気が引ける。それでも行ってみたい。いきなり、バーの扉を押すのはハードルが高すぎる。まずは、「仕事のできる大人」に話を聞くことにした。
バーテンダーを味方に
「公開インタビュー」に応じてくれたのは、多くのベンチャーの起業にかかわり、現在は学生の人材育成などを手掛ける「志友舎」の代表を務める宮本秀範さん(27)。学生時代に、「世界一周大学巡りプロジェクト」を立ち上げ、27カ国51大学を巡ったという行動派だ。
「何事も自己投資だと思って積極的に取り組んできた。バーに行くことも、その一つ」と宮本さんは言う。