「日本をつなごう!」を合言葉にしたAJP2014には、外務省や経済産業省などの行政組織のほか、大企業や経済団体、地域団体の協力・後援・共催が内定し、名実ともに「オール・ジャパン」が一丸となるイベントになりつつある。開催2日間で5万人の来場者を見込んでいる。「一人でも多くの人に知ってもらい、参加してほしい」というのが、実行委員会の委員全員の思いだという。木村麻子氏にAJPの趣旨や概要を聞いた。
暮らし向上へ
「全国各地に地域活性化や業界活性化の活動が点在している。地域が、人がもっと魅力的に輝けば、国内だけでなく世界中から『人』や『情報』が集まり、経済的・文化的な豊かさにつながる」と、木村氏。
AJPが目指す「全国の異業種連携」の核となるイベントが、「全日本異業種連携フォーラム in Japan」だ。各地の衣、食、住、環境などあらゆる分野の業界・団体が垣根を飛び越えて一堂に会し、各業界が持つポテンシャルや課題を互いに学び、知るためのフォーラムである。そこで浮き上がってきた課題を「オール・ジャパン・チーム」の共通認識とし、全業界のベクトルを同じ方向にそろえる。それを各団体の活動指針とし、経済や文化、暮らしの向上につなげていくことを目指すという。