中国で米スターバックスが割高な価格設定によって暴利をむさぼっているとする特集番組を国営の中国中央テレビ(CCTV)が放送し、波紋が広がっている。
国営メディアなどが、物価上昇や格差拡大への国民の不満をそらすため、外資系企業をやり玉に挙げ攻撃するのは中国の“常套(じょうとう)手段”。米アップルなどが標的になっており、スタバは新たな攻撃対象にされたようだ。
ところが、今回はインターネット上で国民から「見当違いで不合理な報道」「他に報じるべきことがある」といった批判が噴出している。
価格「他の国より高い」
「中国のスターバックスは高い」と題する20分の特集番組が放送されたのは、今月(10月)13日。