【佐藤優の地球を斬る】
モスクワのシェレメチェボ空港の国際線乗り継ぎ(トランジット)エリアに滞在している元CIA(米中央情報局)職員エドワード・スノーデン氏(30)の一時亡命をロシア連邦移民局(FMS)が認めたという報道が7月24日、流れた。スノーデン氏は、この日のうちにロシアに入国するものとみられていた。しかし、FMSがスノーデン氏の一時亡命を認めたという報道を否定し、空港にとどまることになった。
本件に関し、露国営ラジオ「ロシアの声」が25日伝えた「スノーデン氏のプランB」と題する論評(ボリーナ・チェルニッツア署名)が興味深い。