政府は問題点無視?
ネット選挙を管轄する総務省のホームページ(http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/naruhodo/naruhodo10.html)に掲載されている広報紙「総務省」6月号の特集記事にあるマンガを見ると、政府はネット選挙のこうした問題点を無視しているとしか思えない。
政党や候補者向けには別途説明しているのだが、マンガでは「ネットでは投票ができないと夫に注意する妻」や「ネットでイケメン候補者を応援したい娘に、子供は選挙活動ができないと諭す母親」が描かれているのだ。有権者をバカにしているのだろうか。
一方で、日本では小泉純一郎首相以降は、政治的な意見や政策手法が異なる首相が次々に誕生してきた。競馬場で気に入った馬券を買うような感覚で首相が選ばれてきたのだ。