丁寧な言葉づかいを心がけるだけで、「あの人は腰が低い」「付き合いやすい人」という評価が得られる。出入り業者として接点のある会社に20歳年下の新入社員が入ってきても、この姿勢は変えない。ビジネスや人間関係を円滑にしたいのなら、まずは誰に対しても「敬語」「さん付け」を徹底しよう。それさえ押さえておけば、大きな間違いは起こらない。しかも、努力は不要であり、効果は望外に大きいので、おすすめである。
【まとめ】今回の「俺がもっとも言いたいこと」
・誰に対しても「敬語」「さん付け」を実践するだけで、ビジネスや人間関係は格段に円滑になる。
・つまらない自尊心やプライドのせいで、相手を値踏みしたり、マウンティングしたりするのは実に愚かだ。
中川淳一郎(なかがわ・じゅんいちろう)
1973年東京都生まれ。ネットニュース編集者/PRプランナー。1997年一橋大学商学部卒業後、博報堂入社。博報堂ではCC局(現PR戦略局)に配属され、企業のPR業務に携わる。2001年に退社後、雑誌ライター、「TVブロス」編集者などを経て現在に至る。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』『ネットのバカ』『ウェブでメシを食うということ』『バカざんまい』など多数。
(ネットニュース編集者/PRプランナー 中川 淳一郎 写真=iStock.com)(PRESIDENT Online)