親の収入関係なく成績優秀に!? 東大生の“小学生時代の習い事”ダントツ1位は楽器ではなく… (3/5ページ)

 「いい意味で周りに対する競争心を持てるようになった。できて当然だという思考に持っていくことで常に(勉強・受験などにも)高い意識で向き合うことができた」(理I・女性Eさん・東京/豊島岡女子中学高校出身)

 「集中力」(経済学部・男性Fさん・東京/筑波大学附属高校出身)

 「忍耐強さ」(前出・Aさん)

 「自分に足りないことを徹底的に練習すること」(前出・Bさん)

 「忍耐力と自己分析力。(小学生時代に打ち込んだ)水泳とピアノはたいした成績を収めていませんが、練習は頑張りました。お風呂や食事のときに寝そうになるくらい頑張った。金メダリストの北島康介選手の泳ぎをビデオでよく分析していました」(理II・男性Gさん・鹿児島県立鶴丸高校出身)

 「悔しくなったときに自分から解決方法を考え、人の想像を上回るくらい努力をして、負けた相手を負かす負けん気」(前出・Cさん)

 負けた相手を負かす負けん気……。水泳にはそんなメンタル強化の要素もあったのだ。自分の弱点を発見し、それを克服するための目標設定をする。そんな習慣がすでに定着した感がある。

「水泳は脳の空間認知脳を鍛え、図形に強くなる」

 約10数年後に晴れて東大生となる小学生たちは、水泳という習い事を通じて負けず嫌いの性格となり、きっと勉強も頑張ったに違いない。となると、親としてはどうしても気になるのが水泳と知能アップとの相関関係だが、一般的にはこのように考えられているようだ。

スイミングに通う子は、親の収入に関係なく成績優秀