【江藤詩文の世界鉄道旅】グランドキャニオン鉄道(3)エンタメ性抜群! 車内外で注目のカウボーイ的おもてなし (2/2ページ)

2016.9.25 18:00

サウスリム駅に到着したグランドキャニオン鉄道
サウスリム駅に到着したグランドキャニオン鉄道【拡大】

  • 無料で利用できるブッフェ台にはおつまみやスナックのほか、スイーツも山盛りに。グランドキャニオン鉄道ラベルの缶ビールが鉄道ファンの心をそそる
  • 車窓で発見!鉄道に並走して馬を走らせる山賊役のカウボーイたち
  • 各車両を回って演奏。乗客からのリクエストにも応えていた
  • 各車両の専属アテンダントが「シャンパン・トースト」などドリンク類を用意してくれる
  • 誰も見ていなくてなんだかもったいない気もするが、車窓には絶景が広がっている

 ともかく保安官役(出発前のショーで悪徳保安官を演じていた同一人物)も合流して山賊が無事逮捕されたところで茶番劇は終了。車内に再び平和が戻ったことを祝って、「ラグジュアリー・パーラー・クラス」では「シャンパン・トースト」としてスパークリングワインが振る舞われた。「ラグジュアリー・パーラー・クラス」の特権である最後尾のデッキに出て、みんなで乾杯! 2時間15分の乗車はあっという間に終了してしまった。

 とにかく演出が盛りだくさんの復路便。観光地らしく活気があり往路より人気だけれど、鉄道旅そのものを楽しみたい鉄道ファンには、往路便もやっぱり見逃せないと思う。

■取材協力:ブランドUSAアメリカン航空

■江藤詩文(えとう・しふみ) 旅のあるライフスタイルを愛するフリーライター。スローな時間の流れを楽しむ鉄道、その土地の風土や人に育まれた食、歴史に裏打ちされた文化などを体感するラグジュアリーな旅のスタイルを提案。趣味は、旅や食に関する本を集めることと民族衣装によるコスプレ。現在、朝日新聞デジタルで旅コラム「世界美食紀行」を連載中。ブログはこちら

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