■性能向上消費電力量約4割減
エアコンの性能が向上し、消費電力量が平成21年までの15年間で約4割少なくなっていることが、日本冷凍空調工業会(東京都港区)の統計で分かった。
統計によると、平成7年製の期間消費電力量(冷暖房兼用、壁掛け型で主に10畳タイプ)は1492キロワットアワーだったのに対し、21年製のエアコンでは849キロワットアワーにまで減った。
資源エネルギー庁は毎年7月と12月の2回、「省エネ性能カタログ」を同庁のホームページなどで公表し、節電効果の高い家電を一覧で紹介している。同庁の担当者は「家電を買い替える際の目安にしてほしい」としている。