2015.8.30 17:05
内定辞退は、まず採用担当者に電話で伝え、郵送でおわび状を送るのがマナーです。辞退の理由を聞かれた際は「他社から内定をいただいたため」など正直に理由を伝えるのが望ましいです。
辞退を決意したら、すぐに連絡をするのが鉄則です。企業は辞退の連絡を受けると、代わりの人材を探さなくてはいけません。報告時期が早ければ、それだけ企業側の影響も小さくて済み、追加募集など次の採用活動につなげることができます。
企業側の動きは、学生の活動にも影響します。追加募集されることで、内定を取得していない学生には、これからのチャンスが増えるのです。
辞退する際に大事なことは、きちんと自分の意思を確かめることです。企業の人事に連絡をした際に、「もう一度、考え直してもらえないだろうか」と問われることがあります。「第2志望だったが、どこを評価していたのかをフィードバックしてくれて、不安や疑問にも丁寧に答えてくれた。このため、入社予定企業を変更した」という学生もいます。