部下として、このことを踏まえておけば、上司から「まじめに仕事をしているの?」と言われたところで、うろたえる必要はない。とりあえず、「はい、がんばってます」とだけ答えておけばよい。そこで、不要な議論や口論はすべきではない。上司を説得しようとしたところで、意味がない。このような言葉を平気で使う上司は、部下を抑えつけることしか考えていない。何を言ったところで「生意気にも、反抗してきたか」としか思わないだろう。無駄な話し合いは不要だ。
4.「君は協調性がないね」
上司から「君は協調性がない」と言われた時、その前兆があったはずだ。例えば、部下であるあなたが上司と口論をしたり、指示を無視して仕事をしたりしたのではないだろうか。上司はそのことに腹が立ち、厳しく叱る機会を待っていたのかもしれない。その時、たまたま、あなたがミスをした。だから、口にした可能性が高い。つまり、もっと他に言いたいことがあったのだ。例えば、日頃からの言動や仕事への姿勢などに、疑問や不満を感じていたのかもしれない。そのあたりのことは、部下として冷静に考えてみる必要がある。