「モリタ製パン所」というブースが出していた「パンプシェード」も、個人の感性が現れた品だった。パンの形をかたどったランプだが、外側の部分に使われているのは実は本物のパン。中身をくりぬき、外側をコーティングして崩れないようにした上で、LEDを仕込んで光るようにしてある。
今年に入ってグレイトマッシュルーミングともにテレビで紹介され、注目度が急上昇している。次回のデザインフェスタは5月に開かれる予定で、出展するなら両ブースとも、新たに知ったファンや、これまでのファンでにぎわいそうだ
雑貨やアート、ファッションが中心のデザインフェスタとは違って、テクノロジーが使われたアイテムを自作して、大勢に見てもらい販売もする展示会が「Maker Faire TOKYO2014」。昨年11月下旬に東京ビッグサイトで開かれ、飾りの人形が電気で動くランプや、その日の天気情報を取り込んで、曇天ならケースの中に雲を発生させて見せる装置などが登場。スケルトニクスも登場して、新しいもの好きな人たちの興味を引いていた。