冒頭で解説したように、金利は低下しているものの、ローンに関する事務経費などを勘案すると、現状からローン金利の引き下げができる金融機関は限られてくるだろう。金利の引き下げが難しい金融機関では、今後、さらに新しいサービスを付加してくると思われる。選択肢が増えるのは、ユーザーにとって歓迎できる事態だ。
文/松岡賢治
マネーライター、ファイナンシャルプランナー/シンクタンク、証券会社のリサーチ部門(債券)を経て、96年に独立。生活総合情報サイト「All About(オールアバウト)」のクレジットカード担当。最新刊「大人のためのポイント&カードのトリセツ。」(執筆・監修)。ブログはこちら