加齢に伴い気になるのが、がんや糖尿病など生活習慣病だ。生活習慣が影響する疾病のなりやすさや自分の体質を遺伝子解析で判定するサービスが拡大してきた。医療機関を介さず、利用者が申し込むサービスはこれまでもあったが、一度の検査で複数のがんや他の疾病、体質など、多項目の結果が提示されるという。(日野稚子)
結果は1カ月後
「結果を見たら生活習慣を改善するきっかけになる。将来の健康のために自分の情報が欲しい、という人向けのサービス」と話すのは、遺伝子解析サービス「ディアジーン」を提供するエバージーン(東京都新宿区)遺伝子ビジネス部の岩崎奈緒己部長。女性向け健康情報サイト「ルナルナ」を運営するエムティーアイ(同)の子会社で、今月から提供を始めた。