それだけはやめて! 女子がゲンナリするオトコのベッドマナー

提供:@DIME

 ■連載/おおしまりえの女ゴコロ研究所

 男女の仲が親密になれば、一夜を共にすることもあるでしょう。お互いに愛情があれば、テクニックとか特別な場所でそういうことにならなくても幸せな気持ちで満たされるものです。体を許すくらい好きになった男性には、行為の最中でもその後でも、紳士的で素敵な存在でいてほしいと思うのが女の本音です。しかし、中には心を許した瞬間とんでもない一面を見せる殿方もいるようです。皆さんにとって、これって普通ですか? それともありえない話ですか?

■最中は100%女に集中せよ!

 そもそも、男性が思うくらい女性は「テクニック」というものに重点を置いていません。それよりも優しいハグや、親密な雰囲気とか、その場の空気を楽しむのが女性というもの。それを知らないのか、中にはとんでもないマナー違反男性がいるものです。

 「昔、トレーダーの男性と付き合っていたときのことです。彼は仕事柄、デート中も食事中も、スマホで為替や経済情報を逐一、追いかけている人でした。それは仕事だし仕方ないかなと思っていたのですが……なんと、夜にベッドでそういうことが始まっても、枕元にスマホを置いて、随時情報をウォッチしているんです! さすがに信じられなくて『私といたいのか、スマホを見るのか、どっちかにしてよ!』ってブチ切れました。その時はスマホを置いてくれたけど、その後、すぐに別れました」(31歳・外資系勤務)

 「常に、テレビがついていないと不安というタイプの男性と付き合ったことがあります。家でデートしている時、テレビがついているのはいいのですが、コトが始まってもテレビがつけっ放しなんで。ダメじゃないけど、雰囲気が悪いし、やっぱり気になりますよね。最初に彼とそういうコトになった時、テレビで流れていた「実写版あんみつ姫」の映像は今も脳裏に焼きついてます(笑)」(29歳・経理)

 女性は男性よりも雰囲気重視の生き物である。これがわからないと、デートは最高に演出しても、最後の最後にしくじることになりそうです。ひとまず、テレビは消したほうがよさそうですね。

 ■終わった後も余韻を楽しむのが一人前の男

 男性は行為が終わったら、すぐに眠たくなったり、ひとりになりたがる生き物らしい。これは多くの女性の中で認識されていることです。しかし、女ゴコロを代弁すると、やはり終わった後の余韻も楽しんでほしいものです。この相反する性質が交わる“行為の後”は、やはりプチトラブルが絶えないようです。

 「終わった後、甲斐甲斐しくしてほしいとは思わないまでも、ふたりっきりの時間を楽しんでほしいという希望はあります。そんな中、付き合っていた彼は、行為が終了した直後、仕事関係の人に電話をかけ始めたんです。内容からするに急いでいる感じもなく、ただ確認事項があったから連絡したみたいな感じでした。そんなの帰宅してからにしろよと思うし、本当に信じられません」(32歳・企画関連)

 「行為が終わった後、タバコを吸おうが、寝ようが、個人的にはあまり気にしません。ただ、終わった後にシャワーに入らず、外出していった男子がいて、それはドン引きしました。終わった直後も、寝て起きた後も入らないんです。汚男はごめんですよ」(27歳・web関連)

 終わった後の振る舞いには、最中のマナー違反よりも事例が多く集まりました。やはりタバコと即寝には不評が集まる一方で、でも男性ってそういうものだよね。という一定以上の理解もあり、今回そこから漏れたものをご紹介しました。

 ベッドの中での特別な一晩を“いい特別”にするか“悪い特別”にするかは、あなた次第です。どうか素敵な紳士なら、関わった女性みんなが幸せになれる振る舞いを心がけていください。

文/おおしまりえ

 雑食系恋愛ジャーナリスト。水商売やプロ雀士などを経験し、のべ1万人の男性を接客。鋭い観察眼と男女の特性を踏まえたコミュニケーション術を研究。ブログ(http://oshimarie.com)