アニメーションと実物の異性、どちらにときめく?そんな判定ができるセンサーの体験コーナーが、千葉市の幕張メッセで開催中のアジア最大の家電・IT(情報技術)の見本市「CEATEC JAPAN(シーテック・ジャパン)2015」に登場し、来場者の人気を集めている。
半導体メーカーのローム(京都市)と、新興企業のテクマク(同)が共同開発した。来場者は、美形のアニメキャラクターと実物モデルの異性から、それぞれ「愛の告白」を受ける。手のひらの脈拍などの動向をローム製の光センサーがとらえ、テクマクの技術で解析し「ときめき度」を測定。どちらに心を動かされたかを判定する。
男女を問わず行列ができており、今のところ結果は「3次元の方に分がある」(ローム担当者)という。
体験した女性(25)は「2次元でもときめいたが、やっぱり3次元が出てくると違う。もっとどきどきした」と話していた。
この技術は今後、ゲーム開発などに応用される。