ミサワホームは13日、不在時に宅配便を受け取るための宅配ボックスの新製品を開発したと発表した。玄関と一体型になっているのが特徴で、同社によると業界初。インターネット通販の拡大で宅配需要が急速に高まっていることから、品ぞろえを増やした。
同社が販売する新築の一戸建て住宅に組み込む。普及すれば業者の再配達が減らせるメリットもあるとみている。
新製品は幅13センチ、奥行き36センチ、高さ50センチ。350ミリリットル缶1ケース(24本入り)が入り、室内から荷物を回収できる。ドア脇のガラス部分の下部がボックスになっており、庭が狭く室外に取り付けられない住宅でも対応できる。重さ10キロまで受け取り可能。4月に設置を始め、2017年度中に500個の展開を目指す。