シャープは10日、ロボット型携帯電話「ロボホン」を使い、東京・明治座で外国人観光客を案内するサービスを16日から始めると発表した。対話機能を使いロボホンが公演の内容などを説明してくれる。
英語に対応したロボホンを館内のブースに計4台設置する。ブースでは動画と連動し、観光客に日本の伝統芸能やアニメの魅力を紹介する公演「SAKURA(サクラ)」をPRするほか、1873年から続く明治座の歴史を説明する。
また、リコーなどと協力して、人の耳では聞こえない音を発する装置を館内6カ所に設置。ロボホンを持った係員が近づくと音を検知し、場所に合わせて館内の店舗や販売している商品などを紹介する。