米IT大手アップルが自動運転の関連技術に投資していることが3日、同社が運輸当局に宛てた書簡で明らかになった。欧米メディアが報じた。投資額など詳細は不明だが、米メディアによると、アップル自らが自動運転技術に関わっていることを明らかにしたのは初めてという。
アップルは米道路交通安全局(NHTSA)に宛てた書簡で「(コンピューターに学習機能を持たせる)機械学習と自動化の研究に多くの投資をしている」と表明。その上で「交通を含む多くの分野でシステムが自動化される可能性にわくわくしている」とし、自動運転に過度な規制を設けないよう要望した。
アップルはこれまで、自動運転技術を開発していることを認めたことはなかったが、米メディアは繰り返し開発中だと報じていた。
(共同)