「下町ボブスレー」平昌へ再始動 町工場がフェラーリやBMWに挑む (3/4ページ)

2016.8.26 06:15

旋盤を使ったボブスレーの足回り部品製作=東京都大田区(下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会提供)
旋盤を使ったボブスレーの足回り部品製作=東京都大田区(下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会提供)【拡大】

 一品ものにかける

 「氷上のF1」と呼ばれるボブスレーのそりは、欧州ではイタリアチームにフェラーリ、ドイツはBMWと各国を代表する自動車メーカーが製作する。

 競技人口が数百人しかいない日本には国産のそりがなく、国際大会でも日本チームは欧米製の中古品を使ってきた。

 「大田区の中小製造業は試作品など、いわゆる一品ものが得意。スポーツ用品ならそうした技が生かせる」(大田区産業振興協会)と11年秋に下町ボブスレープロジェクトが発足。13年10月には1号機が完成したものの、同連盟は翌11月にソチ五輪での採用を断念。その後も平昌五輪に照準を絞って開発を続けたが、15年10月、平昌での不採用を決めた。

失意のどん底に落とされた下町側に救いの手を差しのべたのがジャマイカだ

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