「ジャンボジェット」747の生産終了検討 受注低迷で米ボーイング (1/2ページ)

2016.7.29 00:59

大型機ボーイング747
大型機ボーイング747【拡大】

 米大手航空機メーカーのボーイングが「ジャンボ」の愛称で知られる大型機ボーイング747の生産終了を検討していることが28日、分かった。受注の低迷に対応するのが狙い。同社が米証券取引委員会(SEC)に提出した資料に、十分な受注を獲得できない場合「747の生産終了を決める合理的な可能性がある」と記した。

 機体前方が2階建てになったジャンボ機は大量輸送が持ち味で、1970年の商業飛行開始から半世紀近く活躍してきた。だが、燃費性能が劣ることが敬遠されて、日本航空と全日本空輸などは既に退役させた。遠くない将来に製造の幕を閉じる可能性が大きい。

 ボーイングは現在ジャンボ機の改良型となる747-8型を製造しているが受注が振るわないため、年12機の生産ペースを今年9月から年6機に減らすことを既に公表していた。

ボーイングによると、今年6月時点でジャンボ機の累計受注数は…

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。