米IT大手アップルは26日、2016年4~6月期決算を発表し、スマートフォン「iPhone」の世界販売台数が前年同期比15%減の4039万9千台と2期連続で減少したと明らかにした。
07年の発売以来、初めてマイナスを記録した前期(16年1~3月期)の16%減と同程度の減少率で、販売不振が続いていることを示した。
iPhoneの販売減が響き、4~6月期の売上高は15%減の423億5800万ドル(約4兆4千億円)と2期連続の減収。最終利益は27%減の77億9600万ドルだった。
地域別の売上高は中国地域が33%減と落ち込みが際立った。日本は23%増だった。(共同)