世界最大級のゲーム見本市「E3」が14日、米西部カリフォルニア州ロサンゼルスで開幕した。日本のメーカーは家庭用ゲーム機向けの人気シリーズの続編を相次いで出展し、任天堂は今年で登場30周年の「ゼルダの伝説」の新作を紹介した。E3は16日まで。
ゲーム機画面の高精細化でソフトも「大型作品ならば開発に数十億円を要する」(関係者)とされる。このため日本勢は、ファンが多く安定した販売が見込めるシリーズ作品に力を入れている。
「ゼルダの伝説」の新作は来年3月に発売予定の新型ゲーム機「NX」にも対応する。任天堂のブースには新作の体験コーナーが設けられ、長い行列ができた。
このほか日本勢ではスクウェア・エニックスが9月に発売予定の「ファイナルファンタジー15」を出展。カプコンも日本で来年1月に売り出すホラーゲーム「バイオハザード7」を売り込んだ。(ロサンゼルス 共同)