北京国際モーターショー開幕 日本メーカー、中国市場で攻勢

2016.4.26 06:18

北京国際モーターショーで公開された、日産自動車の「ティーダ」の新型車=25日(共同)
北京国際モーターショーで公開された、日産自動車の「ティーダ」の新型車=25日(共同)【拡大】

 世界有数の自動車展示会、北京国際モーターショーが25日、開幕した。日本メーカーも世界初公開の新型車や、最新の環境対応車を展示。世界最大の自動車市場である中国で攻勢を強める。

 中国は景気減速が続く中でも、新車市場は政府の減税政策などの後押しもあり、堅調に拡大している。ただ欧米や韓国など世界中のメーカーがひしめき合い、競争環境は激化している。

 ショーの一般公開は29日から5月4日まで。

 ホンダは中国市場向けに開発した新型スポーツ用多目的車(SUV)を初披露。中国で初めて現地生産するハイブリッド車(HV)も展示ブースに並んだ。マツダは新型SUV「CX-4」を世界で初めて公開した。

 日産自動車は小型車「ティーダ」の新型車を公開。最新の安全技術などを搭載しており、現地合弁企業、東風日産の周先鵬副社長は「消費者に未来を感じさせる車だ」と胸を張った。(北京 共同)

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