北海道新幹線の保守特殊車両を初公開 「全力で安全運行する準備」

2015.11.30 19:00

来年3月開業予定の北海道新幹線の運行のための確認車を公開。雪対策として、北海道仕様として除雪装置が装着されている=11月30日、北海道・七飯町の函館新幹線総合車両所(杉浦美香撮影)

来年3月開業予定の北海道新幹線の運行のための確認車を公開。雪対策として、北海道仕様として除雪装置が装着されている=11月30日、北海道・七飯町の函館新幹線総合車両所(杉浦美香撮影)【拡大】

  • 来年3月の開業予定の北海道新幹線用除雪車。在来線との共用走行のための3本レールに対応しており、レールとレールの間の積雪を除去するため、軌間内に除雪用の鉄板(フランジャー)が降下するようになっている=11月30日、北海道・七飯町の函館新幹線総合車両所(杉浦美香撮影)
  • 北海道新幹線開業にむけ、新たに導入された架線張り替えのための高所作業車=11月30日、北海道・七飯町の函館新幹線総合車両所(杉浦美香撮影)
  • 来年3月開業予定の北海道新幹線の定期検査で編成を分割の際、移送する300馬力の入換動車。寒さが厳しい北海道仕様として除雪装置が装着されている=11月30日、北海道・七飯町の函館新幹線総合車両所(杉浦美香撮影)

 JR北海道は30日、来年3月の北海道新幹線開業を控え、北海道七飯町の函館新幹線総合車両所で保守用車両を報道陣に初公開した。

 この日、公開されたのは除雪車をはじめ、落失物の有無を確認する探知機搭載の確認車や定期検査のために分割した車両を運ぶ入換動車などの特殊車両。

 JR北海道車両所の馬場正也副所長は「北海道ならではの寒さや雪に対応しなければならず、ハードルは高いが全力で安全運行するため準備したい」と話していた。

 北海道新幹線は新函館北斗(北海道北斗市)-新青森(青森市)駅の約150キロメートルを結び、東京-北海道間の乗車時間が大幅に短縮される。

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