セイコーエプソン ロボット事業、売上高1000億円に 10年で6倍目標 (1/2ページ)

2015.11.20 06:11

セイコーエプソンが発売する製造業用ロボット「Nシリーズ」=19日午後、東京都新宿区

セイコーエプソンが発売する製造業用ロボット「Nシリーズ」=19日午後、東京都新宿区【拡大】

 セイコーエプソンは19日、ロボット事業の売上高を今後10年間で現在の6倍超に引き上げ、1000億円を目指す計画を表明した。人間の目のように物体を3次元で認識し、力の加減もできる自律型双腕ロボットの実用化を急ぐほか、生産分野以外にもロボットの活躍の場を広げ、収益の柱に育てる。

 先進国で少子高齢化が進み、生産現場を中心に人手不足が顕在化しており、同社は生産ロボットの需要の拡大を見込む。さらに、介護や家事支援といった新たな需要の掘り起こしも狙う考えだ。

 同社は、インクジェットプリンターヘッドの製造などにロボットを使用し、ライン構築のノウハウを蓄積した。

 2011年からは産業用ロボットの世界最大市場である中国・深セン市で生産を手掛けており、旋回アームを備えたスカラロボットでは世界トップシェアを誇る。

設置面積は人間が作業する場合と同規模の60センチ四方

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