FIG.1の翼22は大きな断面で折り畳みには不利な形状ですが、FIG.5とFIG.6に示すように翼22の下面36Bが支柱60で変形できる点が、このGandhi et al.特許のキモだと思われます。
(出典:米国特許商標局)
このように翼22の断面形状をFIG.8のように大きくしたり、FIG.7のように小さくしたりできると、今回のような空飛ぶクルマに限らず、一般の航空機の翼として大きなメリットがあると、考えられます。
この翼22の断面変更可能な構造にこそトヨタあるいはTEMAの真の目的が隠れているのではないでしょうか?
(山内 博)
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