驚く新機能は今後のアプリ次第
また、アップルウオッチでは心拍数や消費カロリー、運動量などを計測可能。心拍数を測るときには指2本で押さえるが、これは実際に脈を測る動作をイメージしたものだといい、ここでも遊び心が感じられた。
デジタルクラウンやボタンのほか、スマホでおなじみのスワイプ(指先をスライドさせる)やタップなどでも操作できる。こうした操作感は独特で楽しいが、電話やメッセージのやり取りはスマホの方が便利だし、運動に関する計測も多くのウエアラブル端末で可能で、驚くような新機能は感じられなかった。もっとも、iPhoneとの連携や、時計型の端末であることを最大限生かすアプリが出てくれば、印象は大きく変わるだろう。
この日は体験できなかったが、アップルウオッチの画面で確認しながらスマホで写真を撮ることなどもできるという。スタート時の機能は限定的でも、秘めている可能性は大きいと言えそうだ。