ドコモには遠隔操作によるリモートサービスや訪問サービス、全国約2400店舗あるドコモショップでのサポートも行っており、最大手として既に安心して利用できる下地が整っている。セット割の際にひかり電話契約が不要なのに対してauとソフトバンクは必須であったり、ドコモ光の利用でも「ドコモポイント」が貯まるなど細かいメリットを挙げていけば枚挙にいとまがないだろう。
最後に紹介したいのは加藤社長がドコモ光の意義として記者会見で挙げた「スマートなホームのサービスを実現し、充実していきたい」という発言だ。
ワンストップ化による安定・充実した通信環境の提供で、スマホやタブレットをテレビなどと連携させたエンターテインメント、留守宅の映像確認などに生かしたホームセキュリティーなど近い将来実現させるイエナカサービスを享受してもらおうとの意思がうかがえる。割引も魅力だが長期にわたる契約が多い光回線では、安さだけに飛び付かずに将来を見据えた選択も大切だといえそうだ。