東海道新幹線の開通50周年にちなみ、JR米原駅周辺で10月11・12日、「米原ぽっぽフェス」が開かれ、新幹線高速試験車両が公開されたり、昔の駅弁が販売されたりして鉄道ファンを喜ばせた。
昭和39年に東海道新幹線が開通し、合わせて新幹線米原駅も開業50周年を迎えたことから、滋賀県米原市が中心となり、記念行事を企画。駅周辺でさまざまな催しが繰り広げられた。
人気を集めたのは新幹線高速試験車両の特別公開。駅に隣接する鉄道総合技術研究所内で「300X」「WIN350」など量産車両の開発に向けた試験車両が紹介され、訪れた人たちは運転台に入ったり外観に見入ったりしていた。京都市山科区の会社員、関雅夫さん(58)は「施設に入ることができ、車両内を間近でみられて感激した」と喜んでいた。